リリース v1.3.0

リリース v1.3.0

バージョン

注意: 新しいinfrastructure servicesでは、ロードバランサの機能を指定のHAProxyイメージに変更し、ネットワークエージェントが起動されなくなりました。 したがって、rancher/agent-instanceが必要なくなりました。

重要!

  • Rancher は今後 AWS ELB をサポートせず、AWS ALB (Application Load Balancers) のみのサポートとなります。そのため、今後は ALB を利用するよう設定をアップデートしてください。
  • バージョン 1.2.0 から Rancher は AWS ELB をサポートしなくなり、AWS ALB (アプリケーションロードバランサー)のみをサポートします。高可用性設定は、ALB を利用してください。
  • リリース v 1.2.x より前からアップグレードする場合、まずインフラストラクチャのスタックをチェックして、サービスが最新であることを確認してください。 [アップグレード可能]ボタンが表示されている場合は、最新のサービスに更新してください。ひとつひとつのインフラストラクチャースタックが完全にアップグレードされてから次のスタックに移動してください
  • Rancherのリリースごとに、ロードバランサーサービスのための特定のロードバランサイメージ(つまり rancher/lb-service-haproxy)にタグを付けました。以前のバージョンのRancherからアップグレードして、新しいロードバランサイメージがリリースされている場合は、ロードバランサ名の横にシンボルが表示され、そのRancherバージョンで新しいイメージが使用可能であることを示します。ロードバランサの最新のイメージにアップグレードすることをお勧めします。
  • 1.1.xからv1.2.2にアップグレードする場合は、アップグレードに関する重要な注意点に関するv1.2.0のリリースノートをお読みください。

Rancher サーバータグ

Rancher サーバーに2種類のタグを付けています。メジャーリリース毎に特定のバージョンののドキュメントを提供しています。

  • rancher/server:latest タグは、最新の開発ビルドです。これらのビルドは、CI自動化フレームワークを通じて検証されています。これらのリリースは本番環境での展開用ではありません。
  • rancher/server:stable タグは、最新の安定版リリースです。このタグは、本番環境に推奨するバージョンです。

末尾がrc{n}のリリースはどれも利用しないでください。rc ビルドは、Rancherチームのテスト用です。

v1.3.0 は、rancher/server:latest タグが付いています。

特徴

  • Windows Server 2016 サポート - 実験的 [#4576] - 実験的なプレビューでWindowsコンテナーをサポート。 Windowsコンテナに対するDockerのサポートの詳細については、Dockerのウィンドウのサポートを参照してください。今回の実験的リリースでは、次の機能に制限しています:
    • RancherエージェントサービスとしてのWindows 2016サーバーホストの追加。
    • スタック、サービス、およびコンテナの追加。
    • サポートされているネットワークモードは、「NAT」と「透過」のみです。
    • 注意: 上記以外にも、LBサービス、DNS、メタデータなどの既存のRancherの機能は、まだWindowsコンテナで動作するように移植されていないため、現在は機能していません。今後にご期待下さい!
  • Kubernetes のさらなる改善 - 次のサポートが追加されました:
    • Kubernetes 1.5.1 - k8s 1.5.1 をサポートしました。
    • SkyDNS サポート [#5948] - Rancher 1.3 + k8s 1.5.1からは、SkyDNSのみがデフォルトのDNSエンジンになりました。すべての Rancher DNSエントリは SkyDNS を使用するように自動的に移行され、RancherDNS は k8s では廃止されます。
    • Helm と Dashboard UI [#7003] - Rancher 1.3から、デフォルトで k8s ダッシュボードUIとHelmサポートが自動的に起動し、Rancherから管理されます。
  • UIの強化 - その他のUI機能:
    • コンテナページに一括操作と検索を追加しました [#342, #1533]
    • ホストビューでスタック名をクリックする機能 [#2557]

主要な既知の問題

  • UI(aka docker-machine)を使用してv1.1.4から作成されたAWSのホストは、UIから削除されたときに正しくクリーンアップされません[#6750]
  • 自己署名証明書では、リモート kubectl クライアントを使用すると自動的には動作しません。回避策があります[#7235]
  • 自己証明書とKubernetesを使っているときに、Helm オペレーションが固まる[#7234]

v1.2.2からの主なバグ修正

  • Rancherサーバーで自己署名証明書が動作しない問題を修正しました。[#6122]
  • 個々のコンテナリンクを解決できない問題を修正しました。[#6584]
  • Google Container Registryが機能しない問題を修正しました。[#6956]

Rancher-Compose Downloads

https://github.com/rancher/rancher-compose/releases/tag/v0.12.1

Rancher CLI Downloads

https://github.com/rancher/cli/releases/tag/v0.4.1